SGRAND Corporation株式会社のホームページへ御来訪戴きまして有り難うございます。
当社はLife&Entertainmentをコンセプトに平成24(2012)年12月に法人登記を済ませたばかりの新興企業です。
当社は現在、主としてアパレルブランド「Polyantha」の育成に努めております。
まず、「Polyantha」のブランド方針について申し上げます。「Polyantha」はレディースアパレルであり、ヤングレディース向け衣類を主力商品としていますが、小物類・ジュエリー類も「Polyantha」ブランドに含まれています。
また、「Polyantha」の販路としては専らECサイトを用いております。アパレル商品を取り扱うECサイトはそれこそ、インターネット上に無数に存在しています。
しかしながら、それらのECサイトを瞥見してみますと取扱商品の重複が見られ、必ずしもオリジナルブランドの商品を提供しているわけではありません。他社が取り扱っている商品と同一の商品やその類似商品を扱うことは他社との熾烈な競争に参加することを意味します。
そうした状況下で同一商品、或いは、類似商品を販売するためには決して価格競争は避けることができません。企業と企業とによる価格競争、そして、価格競争の末の商品の低価格化は商品を安く購入したいと思う消費者の方にとって一面では利点はあると言えます。しかし、低価格化とそれによるコスト抑制は商品の品質の低下にもつながり、低価格化が必ずしもよいとは言えないものがあります。
次に「Polyantha」の生産方針について申し上げます。現代社会においては「国際化」「グローバル化」というスローガンのもとに国籍を問わず多くの企業が海外に生産拠点を持ち、海外で商品を生産するようになっています。経営コストの抑制という面ではその生産政策は間違ってはいません。
しかし、それでは日本国内の生産工場に需要が生じることはありません。そのことは国内において雇用が創出されていないことを意味します。そうした状況であっては、真の意味で国内経済が活性化することはありません。当社としてはなるべく国内生産とすることによって、国内工場に需要を創り出していきます。そして、国内工場には本来のあるべき日本の姿、すなわち、 <モノづくり大国・日本> の本領を発揮して戴き、オシャレにこだわりたい人のための商品を創り出してまいります。そうすることによって、当社、国内工場、顧客のそれぞれが満足できる結果を創り出したいと考えております。
他の事業部門については自社ブランドとの相互効果の有無などを検討しながら順次、発足させていく所存です。
ここで利益追求に関して申し上げておきます。一般に上場企業と非上場企業とではその信用性の度合いが異なります。すなわち、非上場企業よりも上場企業の方が信用度が高いものと見なされがちです。当社は非上場企業であり、上場企業に比して信用度は低いものがあります。しかし、その一方で非上場企業であるが故に外部株主の要求や迅速な利益確保を気にしなくともよいという利点もあります。当社は非上場企業というポジションを弱点としてではなく、むしろ、利点と捉え、徹底した利益追求型企業であるよりも、デザインや品質に徹底的にこだわり抜く企業であり続けたいと考えています。
利益追求を至上命題とはしませんが、企業の使命の一つが利益追求である以上、当社も多少なりとも利益を確保していく所存です。そして、利益を生み出すことによって地域経済の活性化に寄与し、日本企業としての使命を果たしたいと思います。
当社はまだまだ発展という名の旅に出たばかりですが、ステークホルダーの皆様とともに企業規模を発展させていけることを切に願っております。
ステークホルダーの皆様におかれましては御厚誼の程、宜しくお願い申し上げます。